エアコンレス車乗り大学生のブログ

自動車部でダート好きな大学生の雑記

新制度3.5t普通免許から中型免許を取る その3終 二段階、卒検

3月には免許も取れていたのですが更新をさぼってしまいました。

新制度の普通免許から中型免許を取るのに二段階は8コマあります。

普通免許を取る時と同じように二段階からは1日に3コマ取れるようになるので教習所に通った日数は一段階よりも少なく体感速く進むようでした。それでは振り返っていきましょう。

 

1コマ目  方向転換、縦列駐車

 普通免許の時もやった方向転換と縦列駐車です。教習所内の運転です。方向転換では丁字路みたいな駐車スペースに一度バックで突っ込んでから来た方向に曲がっていきます。先に車両を駐車スペースに向けて斜めに向ける方法とそのまま直角にバックで曲がる方法の二つがあって最初に好きな方を聞かれましたが、卒業検定ではどっちの方法でやっても良いそうです。自分は斜めに向ける方法を習いましたが卒検では直角にバックで曲がりました。 

 方向転換が目的なので後ろのポールに寄せる必要はありません。後ろのポールに当たったらもちろん失格です。

 縦列駐車も普通免許でやった通りです。ポールを目印にバックするように習いました。教習所以外では使えない方法.....。駐車場所にバックで斜めに侵入して後輪が駐車する枠に入ったらハンドルを切って車両を真っ直ぐにします。切り返しは何回かやってもOKなので意外と楽ですね。これも駐車が目的なので後ろのポールに寄せる必要はありません。

 方向転換でも縦列駐車でも侵入する場所・止める場所の前で一時停止をしてその場所に人や障害物がないか確認しなくてはなりません。

 

2コマ目 貨物自動車の特性を理解した運転

 教習車両にコンクリートのブロックが載っけられての教習です。ブレーキが効きにくいらしいのですが自分は違いがあまり感じられませんでした...。エアブレーキはもともと強いしね...。あとコーナリング時のラインも変わるそうですがそれも感じられませんでした。

 

3コマ目 夜間、悪条件下での運転。

 セット講習で2時間連続でした。シミュレータでの教習です。夜間と雨、雪での運転です。特に語るべきことはありませんね。

 

ここから自分はヨーロッパに旅立つので1ヶ月トラックに乗れませんでした。

 

4コマ目 路上教習

 1ヶ月ぶりのトラックでいきなり路上に出ましたがトラックの操作自体は忘れていませんでした(普通のマニュアルですし)。教官を隣に乗せて路上に出ると運転が免許取ったばかりの頃からかなり変わってるのが分かりますね。右折レーンに入るときにゼブラゾーンを通るな、止まるときにニュートラルに入れるな、信号待ちの時は2速に入れて待て(Nに入れて足をクラッチから離すな)、だの結構注意されました。また大通りでは特定中型以上は右車線を走行するように設定されている場合があります。

 

5コマ目 危険予測

 教官と生徒二人で路上教習に出た後に帰ってきて教室でどこが危険だったか話すだけです。2時間連続です。

 

6コマ目 経路選択

 普通免許の時もあった自分で経路を設定する教習でした。2時間連続の講習で本来は二人で受けて途中で運転を交代するのですが、たまたま自分以外うける人がいなかったので2時間連続で自分が運転していました。自分が通っていた教習所の近くは狭い道が多く、慣れない特定中型の車両で教官となりに乗っけて2時間走り続けるのはなかなか疲れました。

 

7コマ目 特別項目

 教習原本には地域の特性に合わせた運転、とありましたが普通に練習してただけだったと思う。大昔にやった方向転換と縦列駐車、バックで後ろのポールに寄せる練習などの確認をした。後ろのポールに寄せるのは後部の窓から後ろを見ながら、顔を上下に動かしてトラックの後ろ端とポールの位置関係を何度も確認するのがいいと思います。50cm以内に寄せないといけませんが1回までなら寄せきれなくても減点なしでやり直しできます。寄せすぎてポールに触れたら一発でアウトです。

 

8コマ目 卒研前確認

 路上の練習をさらっとやって教習所内での練習が多かったと思います。

 

卒研

 自分は踏切のときに窓を開けるのを忘れがちだったので初めから窓は全開にしておきました。方向転換はどっちから侵入するかはランダムで一回だけやればOKです。方向転換が終わったら教官がバックの準備をしてくれて生徒はバックでポールに50cm以内に寄せます。1回までやり直しができます。寄せられなくても減点されるだけなので後から挽回できます。あとは教官の指示に従って路上で運転するだけでした。

 

 卒研に合格したらあとは免許センターに免許をもらいに行くだけです。試験などはないので免許センターが開いている時間に行って免許の更新をするだけで1時間もかからず終わりました。

 

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これで積載車が運転できるようになりました

 

 以上が自分が免許を取るまでの過程でした。マニュアルの運転に慣れている人ならちょっと練習すれば仮免までは一発でもいけそうだと思いましたが一発の場合は教官となる警察の判定が厳しいとの噂も聞きました。また、自分の通っていた教習所では次の試験までの予定を一気に入れるコースをスタンダードコースとしていて、それよりも安いコースもありましたが自分はスタンダードコースを取っていました。これは正解だったようで直近の予約やキャンセル待ちが前提のコースを取ってしまうとなかなか予約が取れない上、キャンセル待ちをしようにも多くの教習所ではトラックの数が少ないのでキャンセルが発生する可能性は少ないです。なんとなくで普通免許をとりに来ている大学生たちと違って、トラックの免許を取りに来る人たちは仕事のために来るのであまりキャンセルしないんだと思います。後輩が自分より早く教習所に通い始めてまだ取れていないと言っていたので結構大事なポイントだと思います。

  免許を取得した後、部での練習のために積載車を運転しましたがやはり運転が新鮮で面白いですね。ナンバーの無い車両も運べるようになりましたし車の売買もやりやすくなりましたね。大型は必要ないかなと思いますが牽引免許は欲しいですね。

 

ではまた。

 

ラリー・モンテカルロ・モンテカルロ参戦記 その3 車検・ラリー1日目

途中まで書いていた下書きが全て飛んでしまってから萎えて更新していなかったが続きを書いていきます。

 

1月31日

 この日の午後8時から次の日の夜までラリー1日目は続く。その間ドライバーとコドラは休みなく運転を続けるから大変である。1日目の移動だけで500km以上ある上にその行程のほとんどが山道となる。サービス隊も本部ごと1日目のゴールでありその後3日間のスタート地点となる街バランスへと移動する。サービス隊は4班に分かれており、全体で移動する日には本部班もサービスをするので初日は全部で5班で分担してサービスを行う。

 自分はサービスA班、通称キャンター班に配属された。日本から運んできた唯一のトラックであるキャンターには日本から持ってきた全ての工具やタイヤ、スペアパーツ、積載力を活かして大量の燃料を積んでおり、何か問題が起きたら現地に飛んでいくのがサービス以外のキャンター班の主な役目である。ホンダ学園の教員(めちゃ整備できる)とホンダ学園の選抜メンバー二人(めっちゃ出来る)、東大生二人とネッツ富山から来てくれたサポート一人がメンバーである。

 

さて、この日は午後2時から車検もあったので朝起きたらすぐにモナコに移動した。

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F1モナコGP最終コーナー

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パルクフェルメはF1のパドックが置かれる場所


昨日のうちに車検には通るようになっているので時間になったら車検レーンに突っ込むだけのはず。実際朝から来てると時間が結構余ってしまった。ただ現地にはラリーに参加する車両が続々と集まってくるので見ていて飽きない。写真を撮りまくってTwitterに上げようとしたけど電波がない。海外でも使えるSIMを協賛してもらっているのだがモナコは範囲外との事。ただたま〜に電波が入ってくる。偶に入ってくる電波のためにリロードしまくる猿のようになってしまったので諦めたが、ホンダ生がWIFIを貸してくれた。ホンダ生はサービス班ごとに海外WIFIを借りたらしい。協賛してもらったSIMは各所で電波が不安定になったり人によっては電波を拾わなかったりでホンダ生が持っていたWIFIには何度も助けられた。東大側でも借りるべきだった。時間潰しているうちに車検の時間が近づいてきたが何だかバタバタしている。ステッカーをまだ貼っていなかったらしい。エントリーナンバーのステッカーやらモンテのプレートを総出で貼り付けて終わった車を車検レーンに送り出す。

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ファンに盗まれることもあるらしいプレート

全台車検を受けさせたところでまた問題が発生。雪がないためチェリーとトレノのタイヤをピンのついていない日本から持ってきたスタッドレスタイヤに交換していたのだが、これにはEU圏で認められたタイヤに付くEマークがないのでダメとの事。仕方ないので用意していたハーフスパイクに交換して全台車検を合格した。

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Eマークなんて初めて聞いたよ.......

車検後は8時ごろのスタートまで時間が空くのでスタート後の長丁場に備えて各自休憩。自分はキャンターの後ろで寝ていて、気付いたら暗くなっていた。

8時のスタート前にキャンター班は出発した。本来設定されていなかったサービス0ポイントを作りそこでタイヤ交換をするらしい。チェリーのタイヤをハーフスパイクから先日ピンを抜枯れてスタッドレスになったタイヤに交換との事。スタートを見られなかったのは残念だけど仕方ないね。最初のサービスという事で皆緊張していてキャンターの中で何度もシミュレーションを重ねた。0ポイントの駐車場で待っているとオペル先輩が先に入ってきた。こちらもタイヤ交換らしい。

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オペル先輩

サービスは問題なく終了して、初めての成功に班のみんなで喜びあった。撤収するぞ〜と言っていると近くに止まっていたプジョーの小型車から怪しい空気が。。。

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競技とは全く関係ない一般のプジョー

走行中エンジンが止まってしまって掛からないらしい。海外の人は車詳しくなくてもトラブルがあったら皆ボンネット開けてどうにかしようとするからわかりやすい。工具類は揃っているので早速トラブルシューティングが始まった。テスターでバッテリーを見てみると電圧が低い。バッテリーは最近変えたらしいのでオルタが調子悪いのだろうということに。みんなで押しがけしてなんとかエンジンはかかった。プジョーのドライバーさんに原因を伝え(もう一人の東大生がやってくれた)、手を振って分かれた。サービスも滞りなく終わり人助けもして最高のスタートが切れた!

 

さて、競技車は目的地のバランスに向けて山を縫うように蛇行するようなルートで向かっている。キャンター班は競技車に何かがあったとしても対応できるように高速道路を競技車と離れすぎない距離で進んでいく。 サービス0が終わったらしばらく(次の日まで)サービスの仕事はない。キャンターの中で全体の日程を確認していたら次のサービス1にも行けるのでは?と言う話が出てきた。行けるなら行くしかないのでサービス1に向かうことにした。もともとサービス1は二班で対応することになっていたがここに急遽キャンターも加わるので合計3班の大所帯になった。

 

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サービス1、道端のごみステーション

 サービス1は他の班がメインで整備をして我が班はサポートという感じだった。ここが終わったらしばらくサービスはないので高速道路のSAで眠ることに。キャンター狭くてエコノミー症候群になりそう。眠りも浅くて疲れも取れない。なんだかんだこの1日目が一番辛かった。この日以外はまあまあ眠れて疲れも取れた。この休憩の眠りがあまりに酷くてこのラリーに絶望してたが杞憂だったな。5時くらいには全員起きて日が昇る前に次のサービスの場所に移動を開始した。

次のサービスも担当ではなかったがキャンターのルートと競技車のルートがそこまで離れていなかったのでサービスの手伝いをしに行くことに。キャンターには電動工具も積んであるしキャンターがいるとサービスも速く終わる。去年のサービスでは車が不動になるレベルの問題がたくさんあったらしいが今年は大きな問題もなく進んでいる。

さらにキャンターで移動して次のサービスポイントへ。本来ならこのサービスポイント1つだったはずだが...... まあずっとトラックの中にいるよりはサービスしている方が気分的には良いのでよしっ。しかし直前のZR区間の入り口で競技車で混み合ってるらしく待てど暮らせど来ない。結局3時間ほど待ったと思う。

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通り雨が降ったがこの日以外は晴れだった。

最後のサービスにも行こうとしていてキャンターをできる限り飛ばしたのだがギリギリ間に合わず着いた頃には全ての車両が出発していた。

宿には9時ごろ着いたがバランスの宿がなかなか酷かった。鍵を渡されて部屋に行ったがドアを開けようとしてもドアノブに手応えが全くない。コツがあるらしくキー入れて一拍置いて優しく回すと開くらしいが最後までコツは掴めなかった。そしてサービス班の一つは日替わりで夕食を用意する担当になるのだがこの日はひどくて量があり得ないくらい少なかった。思い返せばこの日が最初で慣れてないのはわかるが現地ではめちゃくちゃキレてしまった。普段あまり怒らない方だが飯が絡むとガチギレしてしまう。また他のメンバーは部屋の中に鍵を忘れたままオートロックで締め出されてしまったらしくこの日も車中泊だったらしい。かわいそう。

 次の日は10時ごろ競技車が出発らしい。キャンターは9時ごろに出れば良さそう。パルクフェルメから帰ってきたドライバーさん達に不具合などを聞きに行ったらレビンのクラッチが切れずにクラッチを踏んでも常に半クラの状態らしい。またシビックのドライバーさんに話を聞きに行ったらビールもらった。ニースのクラフトビールらしいがめっちゃ美味かった。その代わりに1時間くらいラリコンの補正率を計算することになった。部屋でもちょっとした宴会をしていたが自分は2時くらいに寝た。明日は8時ごろに起きれば大丈夫らしいし。

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今まで飲んできたビールで一番美味かった。

 

と、思っていたら5時前に起こされた 。

続く

 

ラリー・モンテカルロ・ヒストリック参戦記 その2 本番前日・レキ同行

 また初めに競技の説明を。ラリー・モンテカルロ・ヒストリックはレギュラリティラリーという競技で、よく知られているSSラリーとは違う。レギュラリティラリーとは決められた速度で競技区間を走るラリーで、競技区間の決められた数カ所のポイントに到達した時間がどれだけ理想のタイムからズレているかで減点されて、最終的に減点が少ない車両が勝ちである。例えば時速50kmで走れと言われたらストレートもヘアピンも時速50kmで走らないとならない。もちろん無理なのでヘアピンで減速した分は次のストレートで速度を稼いですぐに時速50kmのペースに合わせる。昔は日本もこの形式のラリーが多かったらしく、このレギュラリティーラリーの競技区間の目標タイムが0秒になったのがSSラリーである。正確さを競うので車両の走行距離を正確に記録するラリコンが必須となるが、冬に行われるこのラリーでは雪の降る山道を時速45kmで走れなどと無理なことを行ってくるのでSSラリーのように競技区間をかっ飛ばさないと間に合わない。しかし今年はフランスも暖冬で雪が全くない。今年は例年とは全く別物のラリーになってしまったらしい。雪が無いせいで各チームの戦略も変わってくる。

 

1月30日

 7時ごろ物音で目が覚めた。みんな働いているので仕方なく起床。これからラリーの間は睡眠時間が取れなくなる。

 ラリコンは今年レストアした日産チェリーでは学生が作ったものを使うが、他の車両ではドライバー側が用意してきた物を使う。チェリー以外で使われるのはGPSと前輪のセンサーの両方で走行距離を測る優れものであった。まだセンサーを2輪のうち片方しか付けていないと言うので朝はセンサーを付ける作業。ドライバーさん達が11時にはレキ(コースの下見)に出たいと言うのでそれまでになんとか終わらせる。

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車速を測るセンサー。ホイールの内側に磁石を貼り付けてパルスをとる。この付け方だとバンドが緩んだ時に下にずり落ちて車速が取れなる可能性があったので来年は改良が必要

 

  11時になってレビンとトレノの2台がレキに出かけることに。近くで片付けをしていると「ヨシハラ!お前レキ行けるか」とご指名が入った。トレノの助手席に乗って道案内が出来る人を探していたらしい。自分は本部にいても雑務以外特にこれといってやることはなく(その雑務が結構多いのだが)、自分にしか出来ないということもなかったので二つ返事でレキに同行することにした。

  初めてフランスの路上に出たが山道も制限速度が80km/hとかなり高い。高速ワインディングからつづら折りのコーナーまでバランスがよく、路肩が広く2車線あるため道幅も広く運転しやすそう。というよりドライブするには最高だと思った。助手席で道案内してるだけでも気持ちよさそうだと思った。またガードレールが所々なく、岩の壁があるだけだったりして安全性に不安があるが、その分景色がよく見えて気持ちいい。10kmくらいの感覚で本当に小さい街が現れ、教会を中心に広がる石造りの街は絵画を見ているように綺麗だった。いつか必ず自分の運転でまた行きたいと感じた。

 この日はラリー最終日に行われるモナコ近くの二つの競技区間のレキをしにきた。最終SR(競技区間)がかの有名なチュリニ峠である。1時ごろチュリニ峠の頂上に到着。ドライバーさん達にお昼をご馳走してもらった。

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ハムとチーズとパテ。バゲットが無限に食べられる。

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店のオーナーは柴犬のブリーダーでもあるらしい。

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チュリニの頂上。道に雪が全く無い。

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山陰に入っても道に雪はない。ここも制限速度は80km/h

 チュリニを下っている時にトレノの燃料がなくなったので携行缶から給油した。少し走ったらドライバーさんから吹けないとの事一度止まって燃料キャップなどの確認をしたが問題はなく、もう一度エンジンかけたら吹けるようになった。キャブにエアが噛んでいたのではないかとの事。そうして走っていると先行していたレビンが路肩に止まっているのを見つけた。燃料がゼロとの事。20Lの携行缶に10Lしか入っておらず、昨日の長距離移動の後に給油していなくてタンクにもあまり入っていなかったらしい。完全に学生側の通達ミス。唯一その場にいた学生としては大変申し訳なく感じた。チュリニ峠の麓の街ソスペルにもガソリンスタンドはないらしい。トレノの燃料も次のガソリンスタンドまで持つか怪しく、ガソリンを買いに行ってガソリンが足りずバラバラに止まってしまうのは避けたいとの事で本部に救援を呼んだ。とりあえず牽引でソスペルの町まで行くことに。レビンのドライバーさんは持ってきたRabbitというラリコンの素晴らしさを説明してくれた。実際かなりよさそう。

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牽引されるレビンちゃん

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ソスペルの街の入り口。この看板が競技区間の終わりになる。

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ソスペルの外れの路肩のスペース。ここで救援を待つ。

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ソスペルから宿までの最短ルートは崖崩れのため通行止め。これも伝達ミスで救援の到着が遅れてしまった。

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歩き回っていっときに見つけたジムニー。欧州のジムニーはみんな上から空気吸うダクトついてる。


 周りが暗くなってきた時に救援のキャンターがきた。つづら折りが多い道をなんでトラックで来たんだと思ったが本部では今他の車が出払ってしまっていてキャンターしかなかったらしい。かわいそう。もう暗いので帰ってからやろうとしていたフォグライトの軸調整をこの場ですることに。帰る時に横乗っていたがやっぱりフォグとドライビングランプ合わせて4灯あると明るくてコーナーとか先の道とか見やすいな。
 帰ったらチェリーのスパイクタイヤのピンが全部抜かれていた。ホンダ生のIが昨日からほぼ寝ずにやったらしい。雪のない路面ではスパイクが滑って全く食わないのでピンを抜いていて、特殊なサイズなので買おうにも店頭にはないっぽい。確かに帰りにレビンの後ろを走行中にスパイクから火花が出ているのを見た。レビンとトレノはハーフスパイクなのでこのままいくらしい。

 探せばいくらでも仕事は見つかるのでどこかで区切りを見つけて自分から寝ないといけない。この日は2時くらいに寝たと思う。

 

続く

ラリー・モテカルロ・ヒストリック参戦記 その1  出発・ニース観光

  自分はラリー・モンテカルロ・ヒストリックにサービスとして参戦したのですが、ラリーだけでなくその前後の旅行記としても書きたいと思います。

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 東京大学の工学部の集中講義に海外ヒストリックラリープロジェクトというものがあります。この海外ヒストリックラリープロジェクトは簡単に言うと旧車をレストアして海外のラリーに参加させようと言うものです。学生に海外で国際大会を経験させることと問題解決の能力を育てさせることが主な目的だそうです(あくまで担当している教授の趣味では無いらしい)。自分は自動車部ということもあり車が好きだからという理由でプロジェクトへ参加しましたが、そのような学生は少なく、ほとんどの学生は海外へ安く行けるということに惹かれてプロジェクトに参加します。実際プロジェクトとして海外にいる間は宿と飯代はプロジェクト費から出されるため学生は渡航費のみが必要で、オフシーズンに現地集合現地解散となるので飛行機代も安く済ませることができ、解散後は旅行を続行することができます。なのでほとんどの東大生は車に詳しくなくラリーという競技を知ることから始まります。このような未知のものを調べていくことも授業の目的らしい。ホンダの整備士を育てる専門学校とプロジェクトをやっていて車両のレストア自体はホンダの学生が担当して、レストアされて車検が取れた車両を東大生がラリー車へと改造していく。船積みのの日程の関係で半年ほどで車両をレストアとラリー車への改造を終わらせる。一応授業なので単位がもらえるが取っていた授業の中で一番コスパが悪かった(普通に落とした単位を除く)。 楽しい授業でした。参加していて本当によかった(これはマジ)。

 詳しくはチームのブログやツイッターを見たほうが分かりやすいと思う。

rally-roman.com

twitter.com

 

  説明は以上にして現地のことをば

 

 ラリーは1月31日の夜から始まるが、その前に車両の最終調整とか船積みした車両の受け取りとかあるためホンダの学生は20日くらいから現地に入っていた。東大生は試験が終わった人から現地で合流していく。自分の学科は前々からラリーに早くいきたいので試験期間早くして欲しいって言っていたら例年よりも早くなったらしく自分は28日の飛行機でニースに向かい、ニースの近くで合流することにした。本当はもっと早く行くこともできたが日本でやっておきたい事があったりしてこの日程になった。先に現地入りしているホンダ生たちはポールリカールサーキットで最終調整をしていたので自分も早く現地入りすれば良かったと今になって後悔している。

 出発の前日にも現地のホンダ生からバックフォグが欲しいから用意して欲しいやらフォグライトのレンズが割れたから持ってきて欲しいだの要望が入り材料を揃えるために奔走していた。

 

いざ出発。

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日本の上空。冬にしては珍しく雨続きだった

考えてみれば飛行機に一人で乗るのも初めてのことだということをこの段階で思い出した。モナコに1番近いフランスの都市がニースで、ニースからモナコまでは20kmくらい。日本からニースへの直行便はないので成田からイギリスのヒースローに飛んでそこからトランジットしてフランスのニースへ。ニースに着いたのは28日の夜8時。日本から西へ向かうので長く飛行機に乗っても日付は変わらなかった。

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空港にもあるI Love NICE。近くで軍人さんがFA-MAS持ってて興奮した。

チームはこの日はポールリカールサーキットにいるが次の日の午後にモナコ近くの街ビルフランシェに来るので、この日自分はニースで一泊して明日ビルフランシェで合流する(ニース、ビルフランシェ、モナコは全部近い)。一人で泊まる時は安宿でいいのでニースのホステルへ。荷物だけ置いて夕飯を買いに夜の街に繰り出す。

 

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初めてのフランス

とりあえずスーパーで水と€3の白ワインを買って、宿近くでケバブ買って、宿で一人で白一本開けた。ワインは安いのに美味い。飲みやすい。

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世界中ケバブはどこ行っても安いし美味い。

 

 

1月29日

 気付いたらベッドで朝を迎えていたのでシャワーを浴びて朝飯を買いにパン屋へ。

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フランスらしい朝食。本場のクロワッサンは美味い。


 この日の午後に合流なので午前中は観光することに。ニースのことを全然調べてなかったから飯食べながら午前の予定を決めた。時間のかかる美術館博物館を除くと旧市街の方が綺麗そうなので午前はニースの海岸線と旧市街を歩いたが予想以上に綺麗な場所でニースが一気に好きになった。海沿いの道ではよくわからないデモ?をしていて行列ができていた。先頭の車両では肉焼いてるし爆竹鳴らしてるしお祭りみたい。

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デモの先頭で肉を焼く車両

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ニースの高台から。めっちゃ綺麗。下の行列はデモ隊。

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旧市街

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旧市街



 観光もそこそこで切り上げビルフランシェに行くためチケットを買ってトラムを待っていると現地のおばさんに''No tram today'' と言われる。Googleの経路では行けることになってるので疑問に思ったが、確かにこの日観光している時も線路沿いを歩いていたのに1回もトラムを見ていない。後から調べると海沿いのデモはフランスの労働組合だったらしい。ドラム止まってたのも多分これが原因。急遽ルートを変更して高速鉄道を使うことに。ニースから近いので10分も乗っているとビルフランシェに着いた。高速鉄道と聞いてビビっていたが運賃も€1.7しかせず安かった。

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高速鉄道


ビルフランシェの駅から宿まで歩きで700mとGoogleにあったが高低差が結構あってスーツケース持ってめちゃくちゃ坂登ったし1km以上あった。

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ビルフランシェ。下に見えるのが駅。


宿に4時ごろ着いたがちょうど一番早いホンダ生が着いたぐらいだった。無事合流できたのでここからはプロジェクトメンバーとして仕事をしていくことに。早速宿のチェックインをしに行った。学生がデポジット€1800を払えないというトラブルもあったが、部屋を決めて簡単に夕食をとった。ラリコンの作業がまだ残っているらしく夕食後には暗い中ホンダ生とともにラリコンの配線と格闘。タイヤからくるパルスが取れないとの事だったが回路が焼けていた。偶々持ってきていた別のラリコンの回路が使えるらしく事なきを得た。自分はただ見ているだけだったが、ここからの現地での作業はほぼ全てホンダ生がやってくれる。

その他雑務もこなして夜の3時ごろ寝たと思う。

 

 続く

 

その

yoshi-dirt.hatenablog.com

 

新制度3.5t普通免許から中型免許を取る その2 一段階の教習から仮免試験まで

前回の記事から時間が経ってしまい、仮免に合格してしまいました。終わってしまうと仮免まではかなり簡単で教習所いらなかったのでは?と言う感覚ですが生存者バイアスがかかっているのでしょう。一段階は7コマと仮免試験がありました。それらを振り返っていきましょう。

 

1コマ目は先ず初めに車両の確認からしていきます。トラック大きさや視界、ミラーで見える位置などの確認です。

トラックの巻き込みなどの話を聞きます。気にしたことなかったですが、内輪差というのは大体ホイールベースの1/3位なのだそう。教習で使っている日野レンジャーはホイールベースが4.4mですので曲がる時に後輪は前輪の1.5mほど内側を通ります。もちろんコーナーの大きさで変わるでしょうが大体の目安です。小さい曲がり角ではもっと巻き込みます。基本情報の確認が終わったら早速運転していきます。乗り込んでみると視線は高いし偉くなった気がしますね。操作は2速発進以外は普通のマニュアルと一緒で案外簡単でした。ただし少し回転が上がるとパワーが落ちてすぐにシフトアップが必要で結構忙しい。また、ミラーが多くて慣れていないのでいろんなところをキョロキョロみてしまい忙しいです。ブレーキはエアブレーキで凄まじく効きました。空荷なのもあるでしょうがブレーキを踏むとドンと止まってしまうので足は乗せる程度で大丈夫そう。しかし曲がり角での左折は普通車とだいぶ異なります。内輪差が思ったよりも大きく縁石に乗ってしまいます。ミラーで後輪が角を通過したことを確認してからハンドルを末切りするのが正解っぽいです。

 

2コマ目、横付けからの発進。

トラック乗るなら必須の項目なのでしょう。路肩に30cm以内に寄せて止まり、その後トラックのケツを路肩のポールに当てないように大きく右に切って発進します。路肩に寄せるのは遠くからミラーを見ながらノロノロと寄せていけばいいので簡単です。発進では自車の3メートル前方に同じ大きさの車両が止まっており、それを避けて発信することを想定されているので右の車線に移って発進しなければなりません。いきなりハンドルを末切りするとケツが歩道に飛び出して歩行者を巻き込んでしまうのでハンドルをちょっとずつ切り足しながら発進すれば簡単です。

 

3コマ目、坂道とバック。

坂道はトラックの鬼トルクで余裕。バックは、後退して後ろのポールに50cm以内に修めるというもの。このための深視力か〜と言う気持ち。トラックは空荷なので室内から後ろを見ることができます。そこでポールとトラックの端の距離を近付けるのですが頭が固定されていると結構難しい。しかし体を動かして上側からみたり首をすぼめてみたりすると位置関係が簡単にわかります。ちなみに仮免試験にはバックの項目はありません。どうしてこの段階でやるんだ?

 

4コマ目、隘路(あいろ)とS字、クランク

隘路とは決められた枠内に収まるように止まることです。細かい説明は省きますが後輪を意識して前を振ってゆっくり動かせば簡単でした。S字とクランクは車体が長い分普通車よりは難しいですが、トラックにはミラーで前輪と足下を見ることができるので縁石や白線を踏まないように、また後輪の位置を時々気にしながらゆっくり動かせばこれも簡単でした。試験は隘路とS字だけでクランクはありません。また、時間制限もないのでゆっくりやって大丈夫です。

 

5コマ目、交通ルールの確認

知っとるわ。新しいことと言えばトラック侵入禁止の所には入らないでねってことだけ。試験のルートにはそんな場所ないので行動に出てから頭に入れておけばOKだと思われ。

 

6コマ目は急制動のシミュレーション

タイヤが片減りとかするから実車ではできない模様。シミュレータが壊れててABSが効かない。なんのためにやってるんだ。あと、「速度を変えてカーブを曲がる」と言うのもやったが、そもそもシミュレーターが苦手なので遅い速度域でもカーブが曲がれない。

 

7コマ目は見極め

仮免試験のコースを走らせてくれる。余裕。

 

仮免試験

交通ルールを守って安全確認をしつつ、

・一定の速度を出す

・S字

坂道発進

・幅寄せ、発進

・隘路

をこなすだけ。簡単だった。持ち点100で60点残っていれば合格。やらかさなければ誰でも合格できる

 

何度も書いていますが結構簡単でした。2回くらいどこかで練習すれば一発でもいけたと思います。しかし教習所入らなかったらわざわざトラック借りて練習にも行かないと思いますしよく考えると自分は教習所入るべき人間でした。自分でモチベ保って練習行ける人(特にシャブ員)なら一発をお勧めします。

教習は7コマありましたが、これは新制度の普通免許の場合で、準中や準中の限定ではもっと少なくなるはずですがどれが削られるのかはわかりません。交通ルールのところとか?

次から二段階に移るのですが卒検の予約が取れず、また1月の後半から3週間ほど海外へ飛ぶので中型を取得できるのは3月になりそうです。早く取り切ってフランスでユーロトラックシミュレーター(ガチ)をすると言うひそかな野望は叶わなそうです......

 

 

【Aliexpress】中国製インパクトドライバー【レビュー】 18Vブラシレス, カタログ520Nm, MAKITAバッテリー

結論を先に言うと、結構良いです。タイヤ交換も余裕です

  

インパクトは前々から欲しいと思っていたのですが、マキタは中古でもそれなりにするし、新品でも安いものはタイヤ外すパワーがあるのか不安で買っていませんでした。(そもそもインパクト以前に練習やその他雑費でお金が消えていく)

 

しかし、先日参加しているプロジェクトのデスマーチと取っている授業の試験が重なったストレスで衝動的にインパクトを買ってしまったのでレビューしたいとおもいます。

 

 

買ったもの

Aliexpressで中国製、メーカー不明のインパクトドライバーを買いました。18Vのブラシレスで本体価格は3600円。送料は無料。注文してから2週間くらいで届きました。(下図)

見た目からマキタのパチモン感が漂いますが、中身もマキタのパクリです。

なんとマキタのバッテリーを使うことができます。

最大トルクは520Nmと書いてありましたが、買う前からそこまで出ることは期待していません。一応は18Vあるし1/3も出れば十分。中華製とは言え流石にそれ以上盛ることはないだろうと思って買いました。

Aliexpressの他にバングッドやアメリカの変なショッピングサイトなども見ましたが同じような製品はなく、Aliexpressが1番安くてカタログスペックが高かったです(そもそもこの値段の商品にカタログスペックを期待してはいけないが)。下の写真の商品です。Aliexpressに同じようなインパクトがたくさん出品されていますがモノは全て同じだと思います。

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画像にはどこかのロゴが書かれていますが届いたものは無印でした。

 

写真を撮り忘れたのですが2週間後に思ったより小さな箱で届きました。開けるとインパクトがキツキツに詰められてました。本体のみで緩衝材など一切ありません。中華からだしそんなもんやろ。

 

追記:下写真

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twitterで同じ商品買った人が写真を上げていました。

さて、買ったインパクトは本体のみなので他にも揃えなければなりません。

 

先ずはバッテリー。これはアマゾンでマキタの互換品を買いました。 流石にバッテリーを中国から輸入するのは怖かったです。18Vで6.0Ahが二つで8,000円でした。買ったものの中ではこれが一番高額です。カタカナの「リチウムイオン」のフォントがいい味だしてますね(下の写真を参照)。これもせいぜい3.0Ahくらいはあるやろの精神です。なんと1年の保証がついています。

 

充電器もアマゾンでマキタの互換品買いました。3000円くらい。

 

あとはケースです。これだけはマキタ純正の箱を買いました。楽天が一番安く、送料込みで1500円くらい。余ってたポイントで買いました。それぞれの商品が収まるかは謎でしたが入らなくてもちょっと加工すればええやろの精神です。

 

ばらばらに届く商品を全て組み合わせると……

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全て収まりました。ぴったりです。素晴らしい。

純正の箱に偽物が詰まっているカオスなセットが出来上がりました。全部で1万7000円くらい。バッテリーをケチればもっと安くなるはずです。たまに競技するだけなら2個も要らないですし。充電器もマキタ純正を誰かしらが持ってるのを使えばいいですし。

 

使い心地

先にも言いましたが結構良いです。タイヤの交換は余裕でした。

 

人差し指の押し込み具合でトルクが3段階くらいで変わるみたいです。軽く押すと手で回すのと同じくらいの力で回転します。最後まで押し込むとフルパワーで回ります。

 

パワーは案の定520Nmありませんでしたが、タイヤを交換するには十分です。自分はいつも108Nmでトルクレンチを使ってタイヤをつけていますが、ガガガガガと5回ぐらい打ち込んだら大体のホイールナットは外れました。

自分の持っているトルクレンチと対戦させましたが、動かなくなるまで打ち込んだら120Nmくらいでした。

 

ボタンで低速と高速の切り替えができるみたいです。ボタン押すと光る場所と表示がズレているのもガバガバでいいですね。

 

今のところタイヤ交換1回と1週間開けてタイヤ交換2.5回しましたがバッテリーはまだまだ余裕そうです。

 

2019/12/23 追記

 足回りの交換はきつく締めてあるのと固着で結構厳しいです。しかし最初の硬い部分をメガネとスピナで回してあげれば後の回転はインパクトでできます。ラチェットを使うよりは早いかな?

 

最後に

まあまあ良い買い物だったと思います。これでジムカ場やダート場で汗かきながらタイヤ交換する手間がなくなりました。タイヤ交換の時間の短縮にもなり、完熟歩行の時間も増えるので結果的に買って良かったと思っています。

 

あと、マキタは買ってしまえば10年は使えますが、このインパクトはどれくらい持つのかも見ていきましょう。

 

ではまた

 

 

 

新制度3.5t普通免許から中型免許の取得  その1  準備

2017年4月から免許制度が変わって普通免許の総重量が3.5tになりました。 

自分は2017年の8月に免許を取得したので3.5tまでしか運転できません。

そこで免許を取得してから2年が経過したため中型免許を取ろうと思います。

 

 はじめに

3.5tというのは普通の生活を送る上では十分なのですが、自分の部活は2tトラックを使うことが多く、自分の持っている新制度の免許ではトラックを運転することができません。

 

そこで、今年で免許を取ってから2年になるので中型免許を取ってしまおうと考えました。

今思えば最初に免許を取るときに準中型を取っていればよかったのですが、あの時はそこまで頭が回っていませんでした。かなり後悔しています。トラックや積載車を運転するだけなら準中型の7.5tあれば十分ですし、最初に取るなら総費用も安いです。ただ、普通免許を取ってから準中を取ろうとすると全く新しい免許を取るのと同じになるので、仮免試験、本試験と試験が2回ありますし、総額18万ほどかかります。それならいくらかお金と時間を追加して中型を取ろうとなったわけです。

 

初めから準中型を取れば、普通免許に+10万くらいだし、技能が少し増えるだけで時間の節約にもなるので自動車部に入ったら準中型を取ろうね。

 

2017年4月より前に免許を取った人が憎い......

 

中型をとれば総重量の制限が11tになり、トラックもキャンピングカーも積載車も運転できるようになります。(準中型でも十分だが)

 

調べた限り新制度になってから普通免許から中型免許を取ったという記事がなくて困ったので、自分の経験を書いて誰かのためになればと思いブログを始めました。

 

中型免許を取る準備

 基本的には普通免許を取る場合と同じ

・住民票(マイナンバーなし)

・免許

・身分を証明できるもの(免許でも良い)

・お金

・視力(眼鏡とコンタクトが必要)

 

視力検査では普通の視力だけでなく深視力も測定します。

自分は深視力の測定は初めてやったのですが、簡単に説明すると、箱の中に棒が3本あり、真ん中の1本が前後に動きます。真ん中の棒が両側の2本と並んだ時にボタンを押すことを3回やって規定範囲内なら合格なのですが、自分は全くできませんでした。3回やって3回ともかすりもしない結果でした。

対応してくれたお姉さんが親切にこの位置が最前に来た時、この位置が一番奥に行った時と機械をちょっとだけ動かして説明してくれましたが、自分はお姉さんの説明は聞かずに棒が手前から奥まで移動するまでの時間をカウントしてました。

その後、機械の駆動音と覚えたタイミングを頼りに深視力検査をクリア!

試験場でも検査があるらしいがその時はどうしよう……

 

準備の話に戻りますと、住民票はマイナンバーがついてると受け取って貰えないのでマイナンバーが無いものを取りに行きましょう。因みに申し込みでは住民票は無くても大丈夫です。仮免試験の時に必要なのでそれまでに持っていきましょう。(現時点で自分はまだ持っていっていない。)

 

最後にお金ですね。新制度の普通免許の場合、技能教習が15コマもあるため値段は高くなります。自分が通っている京成ドライビングスクールでは231,000円(税込)でした。コースはスタンダードコースという仮免までの日程をいっぺんに決める普通のやつです。最初は大学生協から申し込もうとしたのですが、新制度の普通免許から中型を取るというのは今年(2019)の4月から始まったもので、教習所が生協にプランを用意できていませんでした。なので、普通に教習所に出向き普通に申し込みしたので生協割だの何だのはありません。せっかく生協に入ってるんだから割引を用意してくれ......

 

旧普通免許(準中型5t)はもっとコマ数が少なく、18万くらいらしいです。うらやま

 

今のところ、申し込みと初めの適性検査までやりました。15コマの中に適性検査は入らないっぽいので正確に15コマ15時間で免許を取れるというわけではなさそうです。

 

適性は普通免許取るときは5Aでしたが、あれから2年経って車を持ち運転しています。どう変わったのか気になりますね。

 

これからも中型の教習でやることをブログで書いていこうと思います。

ではまた

 

↓その2 仮免取得まで

yoshi-dirt.hatenablog.com